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ハードコンタクトの通販でのデータと注文方法

ハードコンタクトのデータと注文方法

データーを確認

ハードの容器をお持ちであればパッケージのどこかの面に下の画像のようにBC(ベースカーブ)PWR(度数)DIA(直径)やEXP(使用期限)Lot(ロットナンバー)が記載されていると思います。

BCベースカーブについて

BC(ベースカーブ)とは、角膜にあたるレンズの内面のカーブの曲がり具合のことです。例えばBC7.80と記載されていたとすれば、これはレンズの内面のカーブが半径7.80mmで円を描いた時のカーブだということです。ハードコンタクトは素材が硬いので角膜のカーブにフィットするように細かくBCが設定されています。通常このBCベースカーブは0.05刻みで、7.20mm~8.40mmくらいまでが多いようです。たとえばBC7.70の次は7.75、その次が7.80とういう具合です。記載方法として小数点を入れて7.80と記載しても、小数点を省略して780と記載してもいいことになっています。

また参考までに使い捨てコンタクトであるソフトレンズはBCは1種類が2種類しかありません。ソフトレンズは柔らかいので目のカーブにしなるのでカーブが1種類か2種類あれば目のカーブに適応するからです。ですから使い捨てコンタクトのBCをハードコンタクトに適応することはできませんから注意しましょう。

PWR度数について

PWR(度数)は度数のことです。-0.50~-15.00くらいまでの度数の人が多いようです。度数の刻みは0.25ピッチで-5.00の次は-5.25、-5.50という具合です。また数字の前についている符号でマイナスのものは凹レンズで一般に近視用、符号がプラスのものは凸レンズで遠視用です。

DIAについて

DIA(直径)は8.5~9.3mmくらいが多いようです。メーカーや商品によって標準となる大きさが違っています。シードのスーパーHiO2やシードのS-1は8.8mmが標準の大きさです。メニコンEXやHOYA EXやボシュロムEX-O2、アイミーサプリームも8.8mmが標準です。東レのブレスオーハードCLは9.0が標準です。同じ東レでも東レ ブレスオーハードⅡフィットは9.3mmが標準になります。

T(TC)について

ハードコンタクトの容器の上蓋に「T」あるいは「CT」、あるいは「C.T.」と記載されていることもあります。これはハードレンズの中心厚のことで「thickness」あるいは「center thickness」の略です。例えばT0.13と記載されていたら、このレンズの中心部の厚みは0.13mmということです。この中心部の厚みはレンズのPWR度数やDIA直径が決まればそのレンズ固有のものでメーカーのほうで自動的に決まるものなので、あえて選択する必要はありません。当然 度数や直径が代わればT(TC)も変わります。またメーカーやレンズの素材によってもT(TC)は変わりますから、あまり気にしなくていいと思います。

LOTについて

LOTもBCやPWRと一緒に容器の上蓋に記載されていることが多いですね。ロットナンバーのことで同じ条件で製造されるハードコンタクトの製造番号のことです。当然 規格(データー)や製造日が違えばLOTも違ってきますから、これは全く気にしなくていいですね。

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